第27章 養老ミニオフ会

 
 

ミニオフ会〜養老の滝編〜

さきさん&シンディと会うためにnoji&はなは養老の滝へ出かけた。

nojiは小さいころに行ったっきりだったので懐かしさも体験できると期待しつつ待ち合わせの場所へ。

シンディは掲示板に来てくれるさきさんのところのマラミュート。はなとメス同士、まるちゃんはまだ子どもなので気にはしなかったが、シンディはもう4才になる。心配もあったが取りあえずの挨拶は2人ともなんなくこなしてくれた。

養老の滝は小さいところだが結構な観光地でバーべQをしている家族や滝を見に来た人たちがたくさんいた。はなは観光地になかなか出かけない。ノーリードが許されないし、はなの大きさに怪訝そうな顔をされるのがあまり好きではないからだ。今回いっしょに行ったシンディもある意味観光地向きではない。

・・・・・・・それは、マラミュート宣伝部長を任命できるほどの愛想振りまくシンディだから。

はなはその黒い体で「うわ!でか!」と言われその後ろに満面の笑った顔をしたシンディがはなのフォローをして歩く構図が出来上がっていた。

すれ違う人に全員笑いかけるので連れているさきさんは大変である。観光地向きではない。

いい感じで遊べているシンディ&はな

食べ物に囲まれているとうれしいかな?

昼は川岸の人のいないところを選んでピクニックをした。しかし人の視線は気になるところである。犬嫌いの子どもには殺人的。ここではなもシンも遊んでなかなかいい感じだったのだか、はながシン用のフードの匂いをかぎに行ったとたんシンとはなで大喧嘩。

2人とも怪我がないのである意味力試し的なところがあった。飼い主は2人を引き剥がす「やれ、やれ」だったが、見ている人達は目を丸くしていた。2人が喧嘩している声はかなり大きくそして聞きなれていない人には流血物だったに違いない。そして連れているのがか弱そうな(?)女2人「大丈夫か?」さらに人の目を感じるようになってしまった。

問題ははなである。フードにもお弁当にも興味がないくせに、シンディが見張って いるフードにわざと近づき大喧嘩を3度ほどやった。

全部わざとである。

この女結構うっとおしいかも??

 

その後はいつものごとく人に囲まれてしまうことになった。はなは体を人にあまり触らせないので愛想無しに思われがちなのだががシンディがいてくれたおかげで女の人達はシンディの体を触りたい放題で触って男の人達ははなに石を投げて遊ぶという形で相手してもらうことができた。



シンディは大きいのに触らせてくれるので女の子に大人気!

はなは男の子の荒い遊び向き?飼い主の差ではないことを祈る

 

 

そしてもう一つの収穫はnoji初!ネットで知り合ったマラミュート以外のマラミュートを発見!

同じ川で水遊びをしていてさきさんと「絶対マラミュートだよ、声をかけよう!」と言っていたのに帰ってしまいそうになったので慌てて走って追いかけた。名前はワトソン。6歳のメス。はなやシンディを一目見ただけでうなるほどの犬嫌い・・・寄ってきてくれないわけだ・・・。しかし、一発でマラミュートと分かる立派ないいマラミュートだった。

ワトソン・・・もう怒っているの?

 

はな&シンの喧嘩騒ぎになんだなんだ!と出てきたオスのハスキーかなりの男前。

 

さきさんと話をしているとはなとシンディは環境的に似ていて同じ道をたどっていることがわかる。ただ私に少し犬を扱う知識があっただけの差である。預かりの訓練所に4ヶ月も行っていたシンディ、大変だったね。もっと早く知り合えていたらさきさんの流血も少しは減ってたのかな?と思った。

シンディ、さきさんが作ってくれたお弁当少しも分けてあげなくてごめんね。そしてはなの失礼も許してね。

さきさん、また行きましょうね。