私は時々頭がおかしいのではないかと思う。一般から見ればかなりおかしいはずだ。
女の一人暮しに犬を飼う。最近世の中に増えてきているこのパターンに人々はいろいろなことを言う。
「寂しい人」 「人とコミュニケーションできない」 「カタワ」
私はどれもピンとこない・・・寂しいから犬を飼っている?違うよなァ・・・
今回の旅はこれを考えてみようと思った。時間は山のようにある。
今までは一人で出かけていた野宿旅もはなが来てからは2人出でかけていた。今回ははなをおいてきた。一人で旅をしているとはなを連れての旅とは違い犬の生活習慣を考えずに気楽だが・・・何か足りない。
一体彼女は私にとってどんなパワーを持っているのだろうか。
一人で旅をしていると誰とも話さない日があったり自分との闘いが始まる。時々恐ろしい孤独感や恐怖に襲われ、それを越えると楽しみがやってきて、また同じ闘いの状態になる。こんな感じで旅は続くのだか はなと一緒の時はマイナスのことは何一つない。すべて100%楽しいだけである。
私は はなのことを相棒と呼ぶ。まさにそれにふさわしい状態である。
はなは100%、一ビットも引くことなく私を愛している。はなは私と一緒に居るためならどんなことでも我慢する。ただひたすら私のことだけを考えている。はなからの気持ちは日々痛いほど理解している。問題は・・・