第12章 大人になったね、はなちゃん

 
 

大人になったねはなちゃん

ある朝、外に出るとコンクリートの部分が血で染まっていた・・・

10月なのではなが産まれてから10ヶ月目の出来事だった。

「怪我でもしたか?!」

とはなの体を調べたところ発情していた。

あまりの出血の量にビビった私ではあったが・・・犬の交配可能日など分からないのでとりあえず散歩禁止とした。幸いはなのいる庭は360度フェンスで囲われていてはなも日中日が差しているうちは裏で隠れて暮らしているので表に臭いを撒き散らすことはなかった・・・

ここで考えなければいけないことが避妊である。

私は基本的に避妊否定派ではあるが、このサイズの犬である。出血の量が半端ではない。これはどうしたものか・・・とはなをまじまじと見てしまった。

私はいろいろ考えていた。。。はなを繁殖させたいという希望があったがそれ以上にはなの運動能力を気にした。はなはノーリードの時走るのが本当に速い、ここで腹筋にメスを入れるのはどうかとも思うが、成長段階の今メスを入れた方が成長とともに回復するのかもしれない。

悩んでしまう、獣医さんに相談しても腹筋の発達と避妊手術の関係ははっきり言えないとのことだった。私がどこまでシビアに考えているのかも計りかねるようだった。

病気になるかもしれないから避妊する。
病気になったから避妊する。

それぞれの飼い主さんの判断に任せる話だろうが、私が1つ言える事は

「はなは死ぬまで未避妊で行くことはない」

 

どこかのタイミングで避妊手術は受けさせることにするだろう。その日まで年に数回この出血と付き合うことになる。