北海道放浪の旅2

 
 

北海道放浪の旅

1999年10月03日(日)

長万部に入ったことから天気雨になった。そしてそんな中大きな虹を見た。土地が広く平たいので完全に180度見えた。 最近虹なんか見てないなぁと思って気が付いた。

名古屋に最近虹が出ているかどうかすら知らない。

虹のふもとには宝が埋まっていると聞いたことがある。今回は片方は海、片方は山だったのでまことに残念だったが掘り起こすことはできなかった。 何が埋まっているんだろうか??・・・はな、今度は掘ってね。 はなに言ったらはなは耳を下げて笑った。

 

昨晩真夜中に函館に着く。秋田青森から気温が低くなって着ていて・・・函館で12度。って雨が降っているのでもっと寒く感じる。

T−シャツ、短パンで出た名古屋は蒸し暑かったのに・・・日本も広いねぇ。りき母宅に到着したのが10時過ぎ、早速雪ちゃんりき君と遊んだのですが、雪ちゃんには厳しい歓迎を受ける。はなの尻尾は丸まったきり テニスコートのベンチの陰からこちらの様子をうかがっていた。しばらくしてビスコもかけつけてくれ、

もうその時点でははなはビビリモードで背中の毛が首から尾まで背びれのように立っいた。こういう姿を見ているとマラミュート同士で会うことは私は楽しいがはなにはただ辛いことだけだということがよく分かる。

1999年10月04(月)

化粧もストッキングもヒールの靴もエアコンの乾いた風もめちゃ混みの通勤電車もみんなおさらばの毎日が日曜日なnoji生活だった。

宗谷岬に向けて留萌を通過。札幌からの石狩−留萌の海岸線はかなりいい感じで港町が続いた。今回はリミットがない旅なのではなと海岸で遊んだり、写真撮ったりとなんだかちっとも先に進まない旅になっている。

本当に寒くなってきていて自炊もきつくなってきいるがこれから旭川の方へ戻って2−3日の食料を調達し、内陸を北上することにした。

途中私が好んで飲む沼田町のトマトジュース・・・この産地の沼田町を通るこういうとき途端に気分がミーハーになり何か記念に・・・と沼田商店で無駄な買い物をしてしまった。

1999年10月05日(火)

スピード違反で捕まる・・・・ラルゴならまだしもポンコツバネットなのに!どうなってるんだ!?はな号は馬力90のトルク7〜11のかわいいやつなのに。

81km/hの21km/hオーバー!!そんなもんで捕まえるな!

かっこ悪いじゃないか!

ゆっくり走っている車を追い越したらパトカー出ていった。

そしてその追い越した車もパトカーも同じ方向に帰っていきました。
偶然?

「急いでいたんですか?」の問いに

「いいえ!(きっぱり)」

「職業は?」

「何もしていません!(これまたきっぱり)」

「どういうこと?」

「ぷー太郎です!もう、何とでも書いといてください!」

 

ああ、15000円痛い。

 

夕べは冷えた。あのマイナス41.2度の観測地の近くに寝たので気温は5度ぐらいまで冷え込んだようだ。身も財布も冷え込んだ。

ちょっと観光なんぞしてみたり・・

−41.2度の記念碑に寄って行ったら知らない犬の顔が!!びびってます。

1999年10月06日(水)

夕べは極寒だった。温泉入っては寒いところうろうろして風邪をひいたようで悪寒もはしり、7時に就寝。さめない湯たんぽの添い寝に寝汗をかいて完全復活した。稚内の朝、ロシア人をちらほら見かけ「テレビでやっていることは本当だ・・」と実感。

「はっ!ならコインランドリーがあるはずだ!」

と探したところ町の外れに発見した。

しかし、朝7時前開いているわけが無く待っていたところ店の主人が通りかかり時間前に開けてくれた。あった洗濯機はnojiの家の洗濯機より小さいのが1個。贅沢は言ってられない、はなのタオルを一挙に洗濯した。

何時間そのコインランドリーにいただろう・・時間ももったいないので乾かさずそのまま車内は物干し場となる。かわくかなぁ・・・