その日は阿寒湖畔でまりもまつりがあった。屈斜路湖でぶらぶらしていると・・・阿寒湖でまりも祭りがあるとアイヌの人が教えてくれた。
最北端に座る犬
屈斜路湖で日がな一日をのんびりはなと過ごす幸せな日。
阿寒に入り夜までの時間阿寒湖では・・・「その犬はだめだねぇ。」まりも丸に乗せてくださいとお願いした結果、はなは乗せてもらえないこと判明。仕方ないね、でかいから・・・でもピレなら乗せてもらえるのかもと思いつつ、暴れたら他のお客さんに迷惑かかりそうだもんね。暴れないんだけどそんなこと信じてもらえないし。。。暴れそうな外見を持つはなにも船の経験をさせてやりたいのに・・・まりも船には乗りたくないわな。と諦め戻った。
まりも祭りの夜まで時間をつぶすのにぶらぶらしていたところ看板娘にハスキーの”はなこ”を置いている店の人と知り合いになり8歳の彼女に変わってしばらくはなが看板娘を勤めさせていただいた。観光客に述べ人数300人には体を触られ、40枚は記念写真に収まりました。最後の方は「もう触らないで!」とキャンキャン言ったが、彼女にはいい経験させてもらった。
一体何回アラスカンマラミュートです。って言った事か・・・中には「なんだっけ、グラニュートゥ?」っていうおばさんまでいて、笑えねぇ。
店番犬
偽看板犬
もう、勘弁して・・・と逃げ出すはな。
木彫りマニアな私はき堀のふるさとにきているんだもの、何か記念に1つ大作を買って帰ろうと思っていた。白手民芸店でぶらぶらしていたときに知り合った木彫りの卸問屋の社長が私の話を聞いていろいろな店を案内してくれた。しかしどれもこれも観光客向きのお土産でピンとこなかった。私が全然反応しないので
「じゃあ、これはどうだ!」
と連れて行かれたのがアイヌ部落にある熊の家の地下の木彫りのギャラリーだった。それは圧巻というか、言葉を失う木彫りの数々だった。
「これを作った人に会わせてください!」
まりもまつりも始まり民族文化を知るのが好きな私にはあれもこれも衝撃的な一夜となった。まりもまつりが終わりになるころ熊の家の熊彫り師藤戸竹喜氏のアトリエに連れて行ってもらった。またそこにはギャラリーにない木彫りが並べてあって・・・私が頭がクラクラする思いだった。
北海道札幌に戻る道で足寄を通った・・・・真夜中の空は降るような星空だった。私の生涯一番綺麗だった星空は小学校の中津川野外学習以来の星空だった。もうあんな星空に出会うことはないが今回の星空もなかなかのものだった。日常に押し流されると空も夕焼けも星空も見ない。誰のものでもなく神様はみんなに平等にくれるものたちである。