野宿の旅シリーズ 冬の北海道2

 
 

第二・三日目 橇練習会

    

興奮気味のサム・はな・りき丸

札幌に入り待望の橇の練習会をした。

場所は銭函のとある除雪されていない道路の上。こちらで橇をしている人たちの練習場。

今回は1月5・6日の美瑛の大会に参加したくkazu家、ビス家を誘っての即席ペアを作ることになっていたので練習どきどきだった。

はなたち、そして私も橇で本格的に雪の上を走るのは初めてだった。
今までの練習は散歩代わりに自転車で道路を走ることで3頭はそれなりに走れるようになってきていた。

「これならいけるんでは??」

甘い考えの私ははなサラを橇につけて乗ってみた。

1日目はなたちは雪を見慣れていないので雪に気が散り集中して走れなかった。
そして橇になれていない私は走ってから飛び乗るにしてもキックして橇を加速しようにもすべて犬の加速を止めるようなものであった。

雪の上を走り声をかけ・・・疲れてきたnojiに3頭を公平に走らせるには体力的につらいものがあった・・・最後サラを1頭引きにしたときにはサラのスピードにも付いていけず橇を持ったまま引きずられ・・・背中えびぞりのまま落ちることになってしまった。・・・・犬橇への道は遠い

    

 

反省文

「自転車散歩ができればギグにも出れる」は本当だと思います。そしてギグに出てコースを何度も走らせていたらそれなりにタイムも上がっていきます。とっつきやすい楽しいレースです。

しかし、橇はまったくの別ものでした。犬が引いてマックスで走れない限り橇自体走る機能はないので犬に後ろの負荷をもろともしない走りたいって気持ちがないとレース以前、橇が成り立たないのです。

はなたちが自転車でマックス走れるように見えてたのは自転車が走っているからで橇を引きながらあの走りはできません。

そしてそれ以上に反省しなければいけないのは焦っているnojiでしょうか・・・1歳に満たないサラや優、デリもエルもきれいに前を走りいい走りをしています。あれでも不満ってことはないでしょう、って改めて考え直させられるものでした。

これからゆっくり彼らの成長とともにレースになる橇をさせていきたいと思います。

 

 

2日目犬同士の関係も見えてきていろいろなペアで走らせてみた

当初考えていたペアはサム・シーザー、はな・サラ、優・デリ、エル・はなちゃんというものであった。

サムとはなはマッシャーが交代できないので残りの犬と人でやりくりしなければいけない。一日目なかなかビス父に溶け込めなかった優もエルと組ませることによってまじめな2人は速くはないが安定した走りを見せていた。

はなちゃんとデリも遊ぼうというデリをうまくいなしながら走れたので希望の光が見えてきていた。

 

    

ビス家のトレーラー

    

ラル号と橇

    

前の日ぶつけました^^;これはnojiの心が凹みました

    

    

    

はなサラ優・・・やっぱり雪が似合います。

    

大穴、ダークホースのエル
まじめでいい子です。

    

一回走ればそのままゲージに入る。レーシングな2頭サム・シーザー

    

はなちゃん・デリカ。なんとかいけそう!?

    

練習は本当に楽しいです。

    

デリカ・優・・2頭は本当にグレイに似ている
かわいい2頭です

    

2日目は札幌地方地吹雪で一晩明ければラルゴもエルグランドな格好に・・・

練習会は楽しかった。

30日忘年会と称して焼き肉屋でみんなでこの2日間のことを興奮気味に話した。

結論としては『楽しい』

どんなことでも犬たちといっしょに1つの目標に向かうことそれは楽しい。ベースにしているとことに戻ってくるところへの走りは本当に楽しそうで一生懸命走っている。犬はそもそも走ることが好きなんだっていうの実感する。 ただの練習会だけど本当に犬も私も楽しかった。

 

12月29日のコース:札幌             
ビス母んち泊

12月30日のコース:札幌             
kazuさんち泊