南北海道犬橇大会 2004
nojiそこに座って、私がなんで北海道まできたか説明しなさい!
2004年2月14日(土)
バレンタインディだ・・・・私事ながら「はなの話」101話目に万歳!
濃厚な2日間が始まった。
森町の道の駅で夜を明かし、会場には7時に入ることができた。橇を下ろし、ワックスを塗ったところで神尾三郎とkazuさんと合流することになる。今回のエントリーは1ドッグシニア、2ドッグファミリー。
朝一の1ドッグでは「転ばないぞ、転ばないぞ!転ぶかな?転ぶかも?転んだらどうしよう!転ぶに違いない!いや〜〜〜〜〜〜〜っ!」と緊張していた。サラは興奮気味に吼えていた。
出だし快調。しばらく走ったところで橇に乗りペダリングで行ったがまたまさかの「転び」となり・・・タイムロスを食らう。2日目にやっと判明したのだがカーブ曲がってからの橇の修正が悪く、ぐらついているのにどっかり乗ろうとするのでこける。犬たちの今までの走りではわからないことが続々と出てくる。
またサラの足を引っ張った・・・・1日目サラは快調に走っているところを止められ、2日目は後半は同じカーブですでにスピードを落としていた。今の私の橇の技術で無駄にレースに出ると犬への悪影響は計り知れない。考えるとイライラする。
2ドッグファミリー・・・・はなの調子はよさげだった。ラインを用意していると「こんなラインじゃだめだ!」と1本ラインをいただいた。アラスカン用のラインでかなり2又の部分が短い・・・サラとはなにつけた瞬間狭い感じが見て取れた。やっぱりアラスカン用じゃだめか?と思えるほどだったがそれでスタートした。走り出せば調子よく、2頭の尻がラインによって寄せられていることにより2頭はそろって走る、お互いの足の動きが感じられるようでしっかり走った。
2頭の走りが揃い、スピードが出て、軽いカーブでセンターからそれブカブカ雪に突っ込んで転んだ・・・また転んだ・・・
私は去年から同じことを言っている。「また転んだ」
早くなんとかしないと取り返しつかなくなるな。
えりぴょん4ドッグスタート
えりぴょん4ドッグゴール
ジンギスカンDEガッツポーズ!!
その夜、急遽の2頭引きのライン作成講習会でご指導いただき2ドッグラインが3組できた。
本当にありがとうございました。
2004年2月14日(土)ワールド温泉牧場泊
2004年2月15日(日)
最近noji私に頼りっきりでしょう。
一晩雨交じりの雨が降り雪はシャーベットになっていた。全員同じコンディションとはいえ、何もできていない私たちのチームには辛いものだった。
2ドッグ、2年前の森町ではサラ優ゴールデンコンビだったのでビリどころか2チームパッシングと今ではうそのような結果でどべ3フィニッシュをしていた。今年は・・・昨日のはなのがんばりでどべ2だったnojiチーム・・・・なんとかどべ2で行きたかった。坂道では頭をさげ無心に走って無心に橇を押した。
ふと見るとラインが橇の下に入ってきて「あ、とまっているな!」と顔を上げるとカメラマン1人1人に挨拶をするサラ・・・それに引っ張られるはな・・・しまいにラインが絡み・・・
残念ながら正規のドベとなった。
んなこと知らんわ。
撤収風景
サム先生ご苦労さまでした!
いまさらのことだが、橇をしようと思っている。
キチンと走れる犬にしたいと思っている。私の今の暮らしでは100%の努力でこの結果しか出ない。難しい。ミジンの成長だがしているのでそこを評価し大いに反省したいところだ。
今回は多頭の人たちを監察しできるだけサポートさせてもらった。2ドッグ1kmだったが、きちんと時間で犬たちを管理した。すべて将来の多頭引きのできるときのために・・・・。
犬にいろいろな経験をさせるため、私にいろいろな経験をさせるためには海を渡るのもいとわない。
2004年2月15日(日)東北自動車道パーキング泊