第三回 サイクルドッグin厚木
この大会には第一回から参加しているので、一応皆勤賞だ^_^;
今回、兄の家族と、兄の家族の友達家族が参加するということで、行くことにしていた。GIGRACE協会の石川大会と重なっていたが、GIGRACE協会には子犬の出場制限があるので8ヶ月のジョジョにはまだ出ることができなかった。
しかし、このパピのうちにあの音楽が流れ、MCが流れる・・・練習している場所とは違うところで走らせたいと常々思っていた。実際、優はそれに恐がり200mを3分近いタイムで歩いたことがある。経験させていくなら今だ、と思っていた。これを逃すと秋のレース参戦になる。
ジョジョが兄貴と慕う、こぼと・・・こぼジョジョ2ドッグにエントリーした。厚木でジョジョのレースデビューをさせよう!エントリーマニアの私もまたもや1レース、本当に大人になったものだと感心していた。
最近、すべてのことにやる気がなく、犬のたちに行かねば!と思っていた参加だが、夕方出る予定がダラダラしていたら、なんと家を出たのが23時・・・100kmも走らないうちに運転できないような睡魔に襲われる。寝てしまった。なんとか7時半には会場入り、やのけん一家を発見し、いつも通りのnojiになることができた。
会場に着くなり、久々にお会いする皆様方にあいさつ回りをさせていただいた。
なぜか、皆様、はなが死んだことをご存知だった。。。
はっきり言って、私ははなのことは何1つも消化していない。何1つも思い出にはなっていない。しかし、現実のバタバタした生活では、はなのことを考えない術を身に付けていた。
不意に、はなの話しをされ、私は動揺してしまった。合わせてみなさん、はなのことを「橇をやった最初の犬」という表現をされ、本当に胸を貫いた。はなともここで走った。はなは走った。私の意志を汲み取り、付けの躾を教え込んであった犬をトレーニングしなおして一緒に走った。楽しかった。
くらくらしながら、暖かい言葉を聴き「がんばって続けていこうよ。」と言っていただいた。
私には一緒に練習している犬たちがいる、一緒に楽しむ人たちがいる。はながつなげてくれた全てのものを大切にしていこうと改めて思っている。
さて、1レースしか出ない私・・・まあ、お気楽にみなさんのレースを観戦していた。チャレンジクラスで兄家族のバカっぷりを冷やかしたりしていた。「おいおい!優理子!追いつかれちゃってるよ!」などなど。全ての基本がチャレンジクラスには存在している。いつも一緒に散歩をしている犬が、一緒に大会で走っている。本当に楽しいと思う瞬間で、本当にはまってしまう瞬間である。今回も兄の家族、そのお友達の家族は完全にハマったようだ。帰りには来年の話しをしていた。やばいやばい。
午後になり、私の出番、2ドッグエキスパートの時間が近づいてきた。犬出し、スープ、オッケー。私のゼッケンまで後5組、ハーネス付けて・・・と。。。後2組・・・で、とスタート位置まで歩きだした。こぼもジョジョもやる気満々、ビデオ班、お手伝いしてもらう人と移動した・・・のに
「野島さん、まだですよ。オープンとエキスパートの間5分あけますから・・・」
全員で車へ引き上げる。先走り王で、すみません。m(__)m
5分後、再度仕切りなおしで、スタート位置へ・・・
木曽川での練習時、高ソメでの2ドッグのとき、ジョジョとこぼはスタートの時、じゃれて話しにならなかった。しかし、今回は2頭ともじっと前を向いたクールなスタートを見せた。
「3・2・1・GO!」で綺麗に2頭は走りだした。。。私も漕いだ・・・ああ、楽しい。本当にそういえる瞬間であった。
<<2頭のスタート:mpg形式 4.5MB>>
家に帰ってからビデオを見ながら一人反省会。
アラスカンを入れること、迷わなかったわけではない。
気にかけていたことがいくつかあった。。。私がうまくやれるかも不明だった。
今のところはジョジョは順調にトレーニングもされ、うちのチームメンバーとして1パートを担ってきているだろう。しかしそのビデオを見ているとやはり、如実にこぼの走りのスピードの差は出ている。
こぼはジョジョに引っ張られても走ることを止めない。スピードが遅くジョジョの集中力が切れて遊ぼう!となっても無視し前を向き走り続ける。前に行く気持ちの高い犬である。これは私がこぼを買っている要素の1つだ。
ジョジョは明らかに集中できず、余所見をし、遊んでしまっている。まだまだパピーだ。
ジョジョの繁殖者のえりぴょんのところにメールをした。
「ジョジョとたっち(母犬)を付けて練習させて!」
アラスカンの走りも平行して覚えさせないと、ジョジョは今のままのジョジョで終わってしまう。
ジョジョがアラスカンの走りを覚えれば、さらにマラミュートと走らせるときに遊ぶかもしれないが、今はジョジョをアラスカンとしての走りを仕上げるのが必要と感じた。真面目にMAXで走ることを覚えて欲しい。
こぼがドッグショーと橇の切り分けを覚えたのと同じ、ジョジョはこれから、マラミュートと走るときとアラスカンたちと走るときのスピードの差を覚え、走り分けれるようになり、どんなスピードでも、スタートからゴールまできちんとした走りができるようになって欲しいと思っている。
一度にたくさん犬の飼えない私のような人たちは、みなさん、こうやってチームを作っては、年長が欠けては作り直し、新入りを
いれては作り直し、とチームを組み立てなおすことばかりなのかもしれない。
nojiチームもまだまだマラミュートが増える予定だ。
今いるメンバーを急いでで育てよう(^.^)それが楽しいと思えるようになってきている。がんばろう!!