文章で細部の説明は難しいので割愛するが・・・この橇は相当柔らかい橇なので少しのことでゆがむ・・・原因はブレーキの金具の装着がゆがんでいてそれが橇全体に影響していた。その部分のメンテと塗装、編みなおしをお願いして橇を預けてきた。
回収は8月の稚内の橇大会の予定である。
余談だが木澤ご夫妻はアリスファーム関係の方だった。
私の北海道への気持ちのベースになるものエッセンスになるものいろいろあるがその中の1つがアリスファームだった。何冊も本を読んで恋こがれるものがあった。実際解放している場所にも行ったことがあるが観光名所になっていてそれはNG。しかしアリスファームが行っていた半自給自足の生活はどれくらい私に影響したか考えると・・・・庭の食べられる植物たちを見たら分かるほど。ご夫婦の印象は私が持っていたアリスファームの印象と同じだった。
そしてそのままビス母と待ち合わせていた場所い45分遅れで到着(ごめんなさい)ビス父とも石川から1ヶ月の再会であった。どこで会ってもメンツがいっしょなので笑える。
「マラミューター決起ジンギスカンオフ会」をした。
最近定番の意味のないガッツポーズとともに宴が始まった。
ここでのテーマも私とむらはしさんの犬をダメにする飼い主の問題について。深酔いするテーマだった。
kazuさんち泊
2002年5月26日(日)札幌ギグ大会
本州の大会にないほんわかした雰囲気が好きでついつい遠征してしまうのが北海道の大会だった。
コースはL時、スタートから右にL字に出てヘアピンで同じところへゴールする。
きついヘアピンに、トホホ状態だった。
今回の目標は
●サラはリハビリを兼ねた完走目標
●優はあの音楽の中で萎縮せず走れるようにこれも完走目標
●出走数が少ないと踏んで出走が忙しく私がいっぱいいっぱいになるのではなの1ドッグは今回なし。
●優はなの2ドッグ、サラとワラビの2ドッグは力を出し切ろう!
という感じだった。
参加者はこれまた北海道らしく現役橇選手ばかり。私たちとしては自転車になれていないマッシャーの失敗を期待するという感じだった。そして何頭もスムーズに出走していく・・・きついヘアピンをきれいにクリアすると拍手が起こった。
「すげ〜〜〜〜〜〜〜〜っ。」
まだ走っていないのに完敗だった。
ペットのイベントもありディスクもいっしょにやっていたので見物の犬&人は多かった。それに加え厳しいヘアピンで訓練されていない犬は壁となるヘアピンで走るのを止めてしまう。
「犬がいようと人がいようと何があっても脇見せずコースを走れる犬になるまでトレーニングしてください。」主催者の言葉だった。
サラ
優
デリカ
ワラビ
ラン
五月
エルフ
サム
う〜んと、初登場!風音嬢
グレイ
サラ・・・発情中につき走りに集中できない。においがかぎたいばっかりでうろうろテロテロ・・・・ヘアピンカーブも同じように駆け足程度の走りだった。後半はいつものように「GO!HOME!」の掛け声とともに元気に走り出した。北海道の涼しさが手伝ってサラは完全に戻りつつあった。
優・・・出走までの待ち時間、どでかい音がなるスピーカーの前で3・2・1・GO!の練習をした。いっしょに走って優が喜ぶような動きをして気持ちを遊びに持っていった。本番もスターターなしで3・2・1・GO!をかけた。ダッシュはしなかったもののポツポツ走り出した。サラといっしょ帰りは「GO!HOME!」の掛け声とともに元気に走り出した。優は1つクリアできた。
午後ははな優2ドッグ。。。はなはナンバー2の優と走らせると真剣に走る。このペアで出ることにしていた。調子よく2頭は走り出し・・・ヘアピンで走る気を無くしたが再度走りだせた。
ここで私はまた失敗をした。
「GO!HOME!」の声にドスが効いてしまった。優は興奮気味のはなが怖いのに加え私のこの声に「ごめんなさい!」と腹を見せた。その時にラインが絡んでしまい・・・私はラインを直しながら「ごめん、大丈夫だから・・・ごめん、ごめん。」失態に目が覚めた。
その後もキチンと2頭は走った。あ〜あ。
サラワラビの2ドッグ。
ワラビはまだオスになりきっていないのに対しイチカバチカで出た。サラはちょうど一番いい匂いを超えたあたりだった。サラはバックル式の首輪をつけていてスタートラインでサラをつけようと引っ張った。ちょうどバックルのところを握ってしまって首輪が外れてしまった。
そのままサラは解放されスタートと思い走り始めてしまった。
一人で下見に出かけるサラ
私笑ってるじゃん!いかんいかん。
きれいに走り去るサラ・・・音楽やら犬やらの声で私の声はサラには届かなかった。カーブまで走り去ったサラは後ろからのあおりがないのに振り返り、間違ったことに気が付きまたまっすぐ戻ってきた。手を広げた私のところに飛び込んできた。ほ。
こんなのも許してもらい再度スタートとなった。2頭をつけて3・2・1・GO!をかけたらきれいに走り出した。そしてヘアピンで案の定2頭は止まってしまった。そして2頭は顔を見合わせ・・・横に遊びたい相手がついているのに気が付いてしまった。じゃれながら走って・・・これまたラインが絡んでしまい、残念な結果となる。サラが発情していなければしばらくあそばせて走りに集中できたのに・・・なんともおしかった。
はな&優
サラ&ワラビ
グレイ&ラン
デリカ&エルフ
圧巻だったのがデリカ&エルフの2ドッグだった。石川でスタートで喧嘩してしまい1回やり直している2頭このスタートにむらはし、清水、kazu、ビス父&ビス母とそうそうたるメンバーで犬を囲んでいた。男たちの中に見え隠れするデリカ・・・と小さいエルフ。この2頭になんでこんなにサポートが?と思う光景だった。
カウントダウン直前に喧嘩を売るエルフ、逃げ腰だがやるならやるぜ!のデリカ・・・ネックをつけた瞬間スタートになった。1歩も引かずに競って走りきった2頭の記録もすばらしかった。ゴールで1拍おいてガウガウガウゥゥゥ〜〜〜。すっと2頭を離して事なきを得る。ゴールしているからよし!だった。